《平成30年》交通死亡事故の特徴等について

2019年5月1日、令和元年を迎えました。
新元号をお祝いしたいところですが、ニュースでは悲惨な事故の報道が後を絶ちません。 あらためて過去の交通事故について振り返り、今後の交通安全に役立てましょう。

また、自転車事故に関連して、お子様でも高額賠償の可能性があります。 ご家族全員でで保険の備えを確認することをおすすめしています。

高齢者の事故率が過去最悪に

知っていましたか?平成30年の事故死者数3,532人のうち、高齢者(65歳以上)は1,966人と全体の55.7%にのぼり過去最高だったH28(54.8%)の数字を塗り替え悪化しました。

歩行中死者数1258名高齢者が71.4%(899名)を占めます。また、自転車乗用中死者は453名高齢者が64.9%(294名)を占め、歩行中と自転車乗車中の死者数は全体の48.4%(1,711名)にのぼり、うち69.7%(1,193名)が高齢者となりました。

自転車、歩行者の事故死者(第1・第2当事者1670名)の違反率は65%(1086人)でした。高齢歩行者では横断違反が、それ以外の年齢層では酩酊・横断違反・信号無視などが目立ちました。特に自転車では全年齢で安全運転義務違反(とくに安全不確認)が多く交通ルールの順守が重要です。実際に、65歳未満の歩行中死者の70%、65歳以上の自転車乗用中死者の78%に法令違反が認められ、違反は死亡事故に直結することを裏付けています。

安全運転義務違反とは以下を根拠とし、操作不適・前方不注意・動静不注視・安全不確認・安全速度違反・予測不適などについての違反を問うものです。車両である自転車にも求められます。

(安全運転の義務)

車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

                          道路交通法第70条

参考記事《京都市内自転車保険義務化》自転車運転者の危険行為14項目

携帯電話使用と危険速度域

近年、携帯電話使用等に係る事故(平成30年は2790件の交通事故が発生)が増加傾向になります。死亡事故率も携帯等「使用なし」と比較して2倍となっています。携帯使用中の事故は、最悪の結果を招くことになります。

また多くの死亡事故が時速40キロ前後から急激に増加(40~49キロが死亡事故全体の20.4%、30キロ以上だけで68.7%にのぼる。)しています。近年普及してきた自動ブレーキは速度低減量が時速30キロ程度が多く、40キロ以下の速度なら死亡事故を防ぐ可能性も高いでしょう。

歩行者、自転車の多い道では意識して時速40キロ以下速度を落としましょう。

参考記事《京都市自転車保険義務化》自転車と保険

今後は自転車の取り締まりが強化されるかも

自転車利用者の事故増加を受けて、多くの地域で自転車保険が義務化されています。増加する法令違反と死者を背景に、携帯電話使用の罰則強化や交通指導の必要性が出てきています。

自転車乗用中死者の法令違反内容としては、安全不確認操作不適が主で、高齢者は交差点安全進行65歳未満は信号無視が目立っています。

自転車利用と事故について、家庭内で意識を持って話題にし交通安全に心がけましょう。

参考)「自転車のルールと罰則」京都府警

高齢運転者(自動車)事故の増加

75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は450件。特に80歳以上の運転者による死亡事故件数は免許人口10万人あたり11.1件と、75歳未満運転者(同3.4件)の3倍以上の割合に増えています。

全体としては自動車安全運転技術(自動ブレーキなど)の進化により交通事故自体は減っているものの、それらの安全機能の進歩が、老化による運転能力の低下をカバーしきれるものではないのが実際です。

参考)「平成30年中の交通事故の発生状況」警視庁交通局2019.2.15
参考)「平成30年の交通死亡事故の特徴などについて」警察庁交通局2019.2.14
参考)「平成30年中の交通事故死者数について」警視庁交通局2019.1.4
参考)「平成28年における交通死亡事故について」警視庁交通局2018.2.23

京都府の交通死亡事故の発生状況

平成30年の京都府内では6142件の交通事故が発生し、死者数は52人でした。
また高齢ドライバーが当事者となった事故が1,358 件発生しておりこれは全体の22.1%と増加しています。
 

平成30年京都府の死亡事故(状態別)
歩行中 18人
自動車乗車中 15人
自動二輪車および原付車乗車中 14人
自転車乗車中 5人

死者52人のうち、20人(38.5%)が65歳以上の高齢者です。
死者数を状態別にみると、歩行中等が18人、自動車乗車中が15人、自動二輪車乗車中が9人、原付車乗車中が5人、自転車乗用中が5人となっていました。半数超(63%、33人)が自動車運転中か歩行中の事故で亡くなっています。

高齢者の死亡事故状況

高齢歩行者の死亡事故(10人)では、半数が道路横断中に亡くなっています。

夜間歩行中の死亡事故(12人)では、全員が反射材を着用されていませんでした。

 

京都市内の発生状況

京都市内の事故発生件数は3888件(府内63.3%にあたる)、うち高齢運転者によるものが27.6%(1071件)で府内全体より高い構成率でした。

京都市の運転免許自主返納者数(京都市内居住者)は近年増加傾向になります。

運転免許自主返納者数の推移(京都市内居住者)
  平成27年

平成28年

平成29年 平成30年
運転免許自主返納者数

3,430人

4,015人

4,854人 4,711人

参考)「つけよう!反射材(京都府警)」京都府警察
参考)「京都府内における高齢者事故の特徴(平成30年中)」京都府警察2018
参考)「京都府の交通事故発生状況(平成30年中)」京都府警察2018.12

 

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